あの「龍が如く見参!」がお求めやすい価格となって登場!!龍が如く 見参!(PS3 the Best(新品)
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このゲーム、グラフィックがそれは素晴らしいです。
PS3のソフトの中でも最高級の部類に入るのではないでしょうか。
祇園の華やかな絢爛豪華な街並み、江戸時代の村々の牧歌的な
田園風景、そして細緻に描画された人物像。実に美しいです。
もう自分が江戸時代に行ってきたようなプレイ後の陶酔さえ
感じさせられます。
シナリオもとても感動的です。私はこのストーリー大好きですね。
ただ設定上の本当は宮本武蔵である、というのが非常に余計
だったと感じます。そこがかえって物語の感動に水を差している
架空の設定なのです。多くの方が言われていますが、ここは
無名の剣豪でも別に問題はなかったはずだと思いますね。しかし
それを差し引いても物語はとても良いお話で、桐生一馬之助の
男気の魂がとても良かったです。
キャラクターは、まず本当は宮本武蔵である桐生一馬之助が
シリーズ通して人気があるだけに魅力ある<漢>っぷりです。
また脇役達は有名な俳優さん達が声優を務め、キャラクターも
そっくりに描かれていますが、それもいい感じではありますが
現実の役者さんのイメージに引き戻される感じがあり、余計な
印象でした。シリーズ通しての脇役たちは、相変わらずいい
味をだしていました。ただ、遥がどこか遥らしくなかったです。
真島の兄さんと情報屋、相棒の伊東は期待通りです。しかし
女性キャラ達はみんな影が薄かったように感じましたね。
第1作でも感じたことで、第2作では薫ですっかり良くなって
いたのですが、残念でした。
サウンドはテーマソングが合ってなかったように感じました。
また効果音が違和感はなかったのですが、なんだかこの大型
タイトルにしては古くさいように感じました。
システムはメインの感動的な物語を進めていく中で、好きな
時にサブイベントを解決していき、ミニゲームもやるもやらないも
ほぼ自由で、行けるようになった場所には好きに行き来できる
という自由度が実に快適です。また戦闘は祇園では素手での
格闘、祇園以外では剣を振るう剣豪というのが面白く、多少
戦闘システムが簡単すぎるものの、そこが格闘が苦手な人にも
楽しめるものになっていて実に素敵な時代劇ゲームに仕上がって
います。
はまる度合いは非常に高いと思われます。自分は一日に2時間くらい
プレイして30時間くらいで終わりましたが、もういつも続きが
やりたくてうずうずしていましたね。自分的にはミニゲームの
ボウリングみたいなのや将棋が面白かったです。てか将棋王が
弱かったんですけどね。ミニイベントもプチ感動のものや、ぷぷっ
て感じのものなど好きなエピソードが多くこなしていくのが
とても楽しかったです。また賞金首を倒していくのも本編と
ミニイベントとの組み合わせでいつどこへ順番に行くのかと予定を
考えるのも楽しかったですね。
まとめとしてはこれは定価でも買いだった作品で、現在、中古で
安く出回っていることを考えたら買わないと損くらいの出来です。
ただ、色々と粗が目立つことも事実で(時代考証や史実との関連など)
細かい点を気にする方や本格的な格闘を求める方にはオススメ
できないというのが正直なところですね。
しかし、江戸時代体験ソフトと気楽に捉えれば実に充実感のある
江戸時代の京都の息吹を感じることのできる作品です。チャンバラも
難しくないし、ストーリーも感動的です。軽い気持ちで難しく
考えずに入っていけばきっとすごく楽しいですよ。
私は今までにプレイしたPS3ソフトで最高峰と位置づけています。
この作品は完結しているので武蔵での続編は望めないですが、例えば
幕末で誰か別の剣豪が桐生一馬之助という変名を使っているという形で
続編が出たらいいなあ、なんて淡い期待を抱いていたりします。
一馬之助が実は坂本龍馬、なんてのもこの作品の続編ならばありなのでは?
★グラフィック ★★★★★
★シナリオ ★★★★★
★キャラクター ★★★★☆
★サウンド ★★★☆☆
★システム ★★★★★
★はまり度 ★★★★★
★面白さ ★★★★★
★総合 ★★★★★
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